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五月人形の鎧兜はどうやって作る?お守りになる人形の優しい素材

端午の節句に飾る五月人形の鎧や兜には、男の子を病気やケガから守るという大切な役目があります。

昔の武士が、安全を願って神社に鎧を奉納した形がもとになっています。お子様の身代わりとして長く飾るものだからこそ、弊社はプラスチックなどの人工物をなるべく使わず、地球に優しい自然の素材を使ったものづくりを続けています。

まずは、人形の土台となる体を作ります。
日本人の元気の源でもあるお米の稲わらをしっかりと束ねて乾燥させ、職人が針と糸を使って頑丈に縫い固めていきます。
ぎゅっと詰まったわらの土台はとても丈夫で、何十年経っても形が崩れません。

この胴体に、細かく切り出した金属や上質な革のパーツを組み合わせて鎧の形にしていきます。
特に時間がかかるのが、小さな板を紐で結び合わせていく作業です。

赤や紺といった鮮やかな絹の糸を使い、職人が手作業で何百箇所もある小さな穴に糸を通していきます。
きれいに糸を並べるには長年のコツが必要で、1つの兜を仕上げるまでに数日以上の時間がかかります。

さらに、後ろに置く屏風や台座には、木目が美しくて湿気に強い高級な桐の木を贅沢に使用します。

自然の素材だけで丁寧に組み上げられた五月人形は、年月が経つほどに深い味わいが出て、ご家族の思い出を静かに見守り続けます。

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