五月人形は毎年飾るから差が出る!長持ちさせる保管のコツ
五月人形は一度購入すると、10年、20年と長く飾るご家庭がほとんどです。だからこそ、片付け方や保管方法で美しさに大きな差が生まれます。
まず大切なのは、しまう前にしっかり乾燥させること。飾っている間には、目に見えないほこりや湿気が少しずつ付いています。
天気の良い日に数時間ほど風を通してから片付けるだけでも、状態を保ちやすくなります。収納するときは、柔らかい布や羽根ばたきで軽くほこりを落とします。
強くこすると金具や塗装を傷つけることがあるため、優しく扱うことが大切です。手袋を使えば、指紋や皮脂が付く心配も少なくなります。
保管場所にも気を配りたいところです。
押し入れやクローゼットでも、湿気がこもりやすい場所は避けたほうが安心でしょう。湿気対策として除湿剤を活用するご家庭も増えています。
ただし、人形や布に直接触れない位置へ置くことがポイントです。
毎年飾る際には、収納箱の中も一度確認してみてください。虫食いや湿気の跡がないか早めに気付けば、大切な五月人形を長く守ることができます。
弊社では、素材選びにもこだわり、できる限り自然素材を使った人形づくりを続けています。だからこそ、日頃のお手入れを少し意識するだけで、美しい状態を長く楽しめます。
佐野の人形工房として受け継いできた技術は、作るだけでは終わりません。何年先も変わらない姿で飾っていただけるよう、保管方法まで大切に考えています。
毎年箱を開けたとき、「今年もきれいだね」と家族で笑顔になれること。
それが、節句人形の一番の魅力ではないでしょうか。