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五月人形の鎧兜は何が違う?見比べるほど面白い意外な見どころ

五月人形を選ぶとき、「どれも同じように見える」と感じた経験はありませんか。実は鎧や兜には、それぞれ異なる特徴があり、見比べるほど職人の技術や工夫が伝わってきます。

まず注目したいのが「兜の吹返し」です。

耳のように左右へ広がる部分で、見た目を美しくするだけではありません。昔は顔を守る役割があり、武将ごとに形や飾りが工夫されていました。

飾りに使われる金具や模様も一つひとつ違い、豪華さだけではなく、その家柄や願いを表していたと言われています。

次に見ていただきたいのが、鎧を結ぶ色鮮やかな糸です。

この糸は「縅糸」と呼ばれ、色の組み合わせによって印象が大きく変わります。赤は力強さ、紺は落ち着き、白は清らかさなど、それぞれ違った雰囲気が楽しめるでしょう。

糸を均等に通し、美しく仕上げるには、高い技術と根気が欠かせません。少し角度を変えて見るだけでも、美しさが際立つ部分です。

さらに、金具や革にも見どころがあります。細かな模様が施された金具や、自然な風合いを生かした革など、素材選びにも職人のこだわりが詰まっています。

弊社では、細かな部分まで丁寧に仕上げ、一つひとつの調和を大切にしています。完成品だけを見ると気付きにくい部分ですが、近くで見ると違いは一目瞭然。

人形工房を見学すると、こうした細かな作業が少しずつ積み重なり、一つの五月人形になる様子を見ることができます。

何十もの工程を経て完成する姿を知れば、「同じように見えていた鎧兜」がまったく違って見えるはずです。

これから五月人形を選ぶ方は、正面だけではなく横や後ろからも眺めてみてください。

職人が込めた工夫を知ることで、飾る楽しさもいっそう深まります。

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