お人形まめ知識
端午の節句の意味
もともとは、男子の誕生に対しての思いが現在とは、少々違ったように思います。
昔の男の子に求められたのは、家の跡取り、立身出世、強く逞しく、等々そのため男の子の節供は、外に向かってのものがあるわけです。たとえば、武者幟や鯉のぼり庭や畑や門等に立て、ご近所に対しての披露目の意味がありました。またこの幟類がひらひらする事で神社の幣束同様、神様に降りてきてもらう為の、よりしろの役割もあるようです。
そして家の中に飾る鎧や兜等がお雛様同様、赤ちゃんの分身として赤ちゃんの代わりとなって厄災をひきうけてくれるための贖物(あがもの)や撫物(なでもの)のような役割となります。その前で誕生した男子に思いの深い人たちが、集まって食事会をする。以下、おひなまつりと同様にして頂けばよいと思います。
贖物(あがもの)
罪や穢れを祓い清めるときに代償として差し出す贖いの物品のこと。
神道では、罪や刑により、穢れは祓いにより消えると考えられいるので、木綿や麻、絹などの衣服の材料や食物などの生活必需品を差し出し、贖いとしている。
撫物(なでもの)
呪いと病の対処方。紙の人形で悪い部分を撫でることによって、対象の穢れをすっかり移し、それを川に流すとか、焼くなどの処分をし、穢れを他方世界へ送り出す。なお、《形代(かたしろ)》と異なり、これから受ける呪いの身代わりには使えない。
昔の男の子に求められたのは、家の跡取り、立身出世、強く逞しく、等々そのため男の子の節供は、外に向かってのものがあるわけです。たとえば、武者幟や鯉のぼり庭や畑や門等に立て、ご近所に対しての披露目の意味がありました。またこの幟類がひらひらする事で神社の幣束同様、神様に降りてきてもらう為の、よりしろの役割もあるようです。
そして家の中に飾る鎧や兜等がお雛様同様、赤ちゃんの分身として赤ちゃんの代わりとなって厄災をひきうけてくれるための贖物(あがもの)や撫物(なでもの)のような役割となります。その前で誕生した男子に思いの深い人たちが、集まって食事会をする。以下、おひなまつりと同様にして頂けばよいと思います。
贖物(あがもの)
罪や穢れを祓い清めるときに代償として差し出す贖いの物品のこと。
神道では、罪や刑により、穢れは祓いにより消えると考えられいるので、木綿や麻、絹などの衣服の材料や食物などの生活必需品を差し出し、贖いとしている。
撫物(なでもの)
呪いと病の対処方。紙の人形で悪い部分を撫でることによって、対象の穢れをすっかり移し、それを川に流すとか、焼くなどの処分をし、穢れを他方世界へ送り出す。なお、《形代(かたしろ)》と異なり、これから受ける呪いの身代わりには使えない。